2011年02月21日

雪国にも違い有り

先月末に富山、石川の両県を訪れた時の話です。
もう、3週間経ってようやく落ち着いて書けるようになりました。

石川県では野々市町と金沢市、富山県は小矢部という石川県境に近い町です。
電車から雪を見た時はフィンランドの車窓から見た景色に良く似ていて、グッときました。

雪国はスキー文化が浸透してるので皆さんノルディックウォーキングはご存知のはず。
ところがお会いした、ほとんどの方が初耳じぁありませんか・・・とほほ。
白山地域では、クルマスポーツさんがやっているようです。
珠洲市にもいらっしゃいますね。能登半島の先端の方です、とても元気な方のようです。

私が会う方々はスポーツや運動関係者なので知っているはずと、思うのは将に「思い上がり↑」だったのです。

ヨーロッパでは雪道(氷結)を歩く時ポールが杖代わりになり安全に歩行できるのは周知のようです。
雪国のノルディックウォーキン(Youtubeから)
フィンランドでも通勤時に使っている方を見かけました。(写真中央上、犬じゃない!)
雪国にも違い有り

日本でもJNFA(協会)が仙台に有り、金沢と似た歴史文化なのになぁ、と思わず溜息が出ました。
仙台市は行政や学校、有志の方々の熱心な活動が有ってポピュラーになったのですね。
フィンランドではノルディックW生活の一部に定着しているので、「ポール」=「雨具」と同じような感覚です。
環境が近ければ、生活習慣も似てくるのかと思っていました。
「ノルディックウォーキング」に関しては未だ「生活」では無さそうです。

現在、日本全国、移動手段は<車>がもっぱらです。
地域や隣町まで徒歩で移動するような環境や生活習慣はもう帰ってこないのでしょうか?
駅前商店街の「シャッター通り化」も「歩く文化」や「歩ける環境」の後退のような気がしました。

私事ですが、この翌日に「24時間電車に閉じこもり事件」が発生しタイムスリップしてしまいました。




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Posted by GYMSTICKJAPAN at 19:28│Comments(0)フィンランド
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